三菱電機が外部動力不要の水冷システムを実用化へ，冷却性能は10kW
三菱電機は2008年1月30日，電子機器などの発熱体を外部動力なしで冷却するシステム「ポンプレス水冷システム」を開発したと発表した（図1）。受熱によって生じる気泡の浮力を動力とするため，水を循環させるポンプやモータ，電力が不要。冷却性能は10kWで，同等の性能を持つポンプ式に比べて体積を20％削減した。高さ500mm以下，幅1000mm以下，奥行き250mm以下の体積が実現可能。電鉄向けに2～3年後の実用化を目指す。
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