キーボードで文字を入力するよりも音声入力したほうが3倍速い――そんな驚きの研究結果がスタンフォード大学から発表されました。 音声入力=使い勝手が悪い、はもう古い? 音声入力と言えば反応も悪いし、誤字脱字は酷いし……そんなイメージはもはや過去のものなのかも知れません。スタンフォード大学とワシントン大学、そして中国企業のBaiduが共同で研究を行った結果、英語による音声入力はキーボードよりも3倍速く、中国語は2.8倍速いことが分かりました。 研究者によると、ビッグデータの分析とディープラーニングの本格化によって、この数年で音声入力の性能は飛躍的に向上したのだとか。実際、Baiduの開発した音声入力システムDeep Speech 2では、iPhoneによるキーボード入力を行った場合と比較して、英語では誤入力が20.4%、中国語に至っては63.4%も低いという精密ぶりです。 もちろん、このBaid