部下に上手に仕事が振れず、過重労働とストレスで「いっぱいいっぱい」のリーダー責任者が、病院でも施設でも増殖しています。 人手不足の折だけど、増え続ける仕事量をこなすには、若手や部下を育て、仕事を割り振っていかなければ、トラブル続出のチームや部門になっていきます。 病院や介護職でも管理職研修で、いろいろな悩みを聞く場がありますが、そこで感じた事整理しました。 1、何故、部下に仕事を振れないのか? 仕事を部下に割り振りするのが苦手なリーダー責任者、幹部には共通の特徴があります。それは以下の8点です。 (1) 自分がやったほうが手っ取り早い…部下に指示しても時間ばかり取られる。自分がやればすぐできるから (2) 部下に振ると「それはできません」と断れる …部下も仕事を抱えているから、無理強いができない (3) 部下に任せると納期や期限に間に合わない…仕事のスピードが違うので、任せられない (4)