日本で「ラインマーカー」というと、書類の重要箇所などに線を引く蛍光ペンなどの筆記具を指すのが一般的だ。しかし他国では、短距離走のトラックラインを引いたり、走り幅跳びの踏切線を引いたりする道具の呼び名として用いられている。海外の文具屋さんに入って、日本でいうところのラインマーカーを買うときには、「ハイライター」と呼ぶのが正解だ。 月に1度、癖になっている都内の文具屋さん巡りをしていた時、東京駅近くにある万年筆を置いている老舗店で、万年筆と蛍光インクボトルとの限定パッケージ商品を発売しているのを見つけてしまった。 ペリカン「M205 DUO イエローデモンストレーター(ハイライターインク付き)」 現代では、購入した商品が後々不要になった場合に(多少損をしても)処分する方法が比較的簡単で、しかも充実している。むしろ買い損じしないように、「これは!」と思った商品を速攻で衝動買いをするほうが一番後悔
インク壺「ONIGAMA 宙<そら> by オバタ硝子工房」を購入しました。 とても綺麗なインク壺で、しかも使い勝手もとても良く、いい買い物でした。眺めていて飽きないデザインのインク壺ですので、万年筆を使うのが楽しくなります。購入以来、ずっとこのインク壺にインクを入れて、万年筆を使っています。吸入式やプランジャー式の万年筆でも問題なくインクが吸えて、快適に使えています。 →Pent〈ペント〉 インク壺byオバタ硝子工房「ONIGAMA」 宙 <そら> (ペンハウス) ■インクウェル 私は長らく、ヴィスコンティの透明のインクウェルを使ってきました。ただこのインク壺は、フタを開けた状態で固定されないという欠点がありました。ですのでインクを吸入する際はフタを手やペンで押さえて使っていて、少し不便だと感じていました。また、洗浄する際に落としてしまい、底の一部が欠けてしまったという問題も生じていまし
ブラッキーなキャップレスは、ボールペン感覚でクイックな筆記が可能なので、メモパッドを持って立ったままでも速攻で筆記体勢に移ることができる「アクティブ」スタイルが実現できる 今から50年近く昔の1963年に発売された、パイロットのキャップ無し万年筆「キャップレス」は、当時、舶来品礼賛傾向の極めて強かった日本の筆記具界、特に万年筆の世界に強烈なインパクトを投げかけた。 発売されたばかりのキャップレスは、当時まだ子供だった筆者には高嶺の花。その後、数年してキャップレスを手に入れたときは、毎日、身につけて持ち歩いた記憶がある。そして、 1999年7月、このパイロット社の「キャップレス万年筆」は、発売36年後にアニバーサリーモデルとして復活。ISOT’99で「ステーショナリー オブ ザ イヤー」を受賞した。 出張先の大阪梅田のデパートで、たまたま見かけた朱と金のツートーンモデルをとにかく気に入ったの
(4)クリップ ペン先側のクリップは、購入前に懸念していたポイントです。クリップが指と干渉するわけですから、人によって、「このクリップは気にならない」という人もいれば、「気になって使いにくい」という人もいます。実際に購入してみると、私はまったくクリップは気にならなくて、快適に使えています。多少は気になるのでは、と思ってましたが、違和感なく使えて安心です。 ネットなどを見てみると、「デシモのクリップは気にならないけれど、普通のキャップレスは気になる」という書き込みや、あるいはその逆の書き込みがあるなど、好みはかなり分かれるようですね。購入する前に試筆して、クリップが自分に合うかどうか調べておいた方が無難かと思います。 (5)持ち方 以前の記事にも書きましたが、私は右にひねって書く癖があります。この癖を矯正しようと試みている最中です。 購入する時、キャップレスにはクリップがあるということで、キ
3色を幾層にも重ねることで、浮世絵師・鈴木春信の描く叙情性ある幻想的な雰囲気を表現。シリアルナンバー入りのプレミアムな逸品です。
【納富廉邦(のうとみ・やすくに)】1963年、佐賀県生まれ。エンターテインメントを中心に映画、本、美術、伝統芸能全般、デジタル系から小物、プロダクトデザイン、食品、飲料など、いろんなジャンルでいろんなことを書くフリーライター。AllAbout男のこだわりグッズガイドも務める ノック式万年筆というと、何だかキワモノのように聞こえるかもしれない。だが実は、パイロットが「キャップレス」万年筆を開発したのは1963年、今から46年も前のことだ。その当時はノック式ではなく軸を回すとペン先が現れる回転式だったが、それ以来、絶えることなく新製品を投入し続けているだけあって、その完成度は相当高い。価格も定価ベースで1万円からと、決して安くはない“本気”の製品なのだ。実際に書いてみると、その書き味はキワモノのそれではない。 万年筆の多くはキャップがネジ式になっているため、とっさの際の書き出しが遅い。もちろん
2016年アナハイムの旅 主にSIGGRAPH2016の見物記録。 2015年トロンハイムの旅 2014年シドニーの旅 2013年パリの旅 2012年シンガポールの旅 2012年ブレーメンの旅 2012年ロサンゼルスの旅 主にSIGGRAPH2012の見物記録。 2011年バンクーバーの旅 主にSIGGRAPH2011の見物記録。 2009年パリの旅 2009年サンフランシスコの旅 2008年シンガポールの旅 主にSIGGRAPH Asia08の見物記録。 2008年ロサンゼルスの旅 主にSIGGRAPH2008の見物記録。 2006年ボストンの旅 主にSIGGRAPH2006の見物記録。 2005年ロサンゼルスの旅 主にSIGGRAPH2005の見物記録。 2004年ロサンゼルスの旅 主にSIGGRAPH2004の見物記録。 今月の万年筆ネタの主役として迎えるつもりだった、アウロラのソー
■ その111 「スリムになったキャプレス」 パイロット キャップレス デシモ 15,000円+Tax □昨年の年末、本を出版させていただいた時に、 妻がお祝いに好きな万年筆を1本プレゼントしてくれるということになった。 これは、めったにないチャンスだぞ、と思い いつも以上に頭をフル回転させて、どの万年筆にしようかとあれこれと 想いをめぐらせた。 そして、最終的に絞ったのが、ラミー2000とキャップレスのデシモ。 この2本のどちらにしようかと想い悩むよりも、 あとは実際に手にして決めればいい、と思い 善は急げとばかりに、その日のうちに横浜ロフトに家族揃って出かけることにした。 普段、万年筆売り場を見るときは、 「今日は特に買う予定がない」という引け目からか どこか遠慮がちになってしまい、 店員さんとは、できるだけ目を合わせないように そそくさと見ていた。 でも、その日は違った。 「今日は、
かねてより次に買う万年筆は、パイロットのキャップレスデシモだと決めていたが、この前幸運も頂いたのでレビューしてみた。 結論から言うと、とても良いです。万年筆のもつ手首への負担のなさが、ワンプッシュで使えるという手軽さと相まって、単なるメモ書きを快適かつ充実した時間にしてくれます。 一番細字のものを選びましたが、パイロット純正のすらすら出てくるインクのおかげかインクのかすれなども一切無く、筆圧が無くても書けるという万年筆の特性と相まって、非常に良い書き心地なのに実用性も高いという点がポイントが高いです。 万年筆としての書き味は、期待していたよりもずっとよく、不思議な弾力を感じます。キャップレスであることによる剛性に対する不安も特に感じることが無く、安心してペンを走らせることが出来ます。 キャップレスシリーズで微妙な点は、持つ部分にクリップがあることです。気になるかとも思いましたが、逆にこの方
実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。 ■以前に記事 016 でご紹介した米国のサイト [ Stylophiles ] の、パイロット社カスタムを紹介するマイク・スティーブンス氏の記事は、万年筆に対する愛情と理解に溢れ、説得力のあるお話でした。 Stylophiles は人気のあるサイトのようですから、あの記事に感化された方は少なくなかったのではないか、という気がします。実際に、あの記事を読んだ後でカスタム823を手に入れたという投稿を幾つか見つけました。 ■その内の1つ、[ The Fountain Pen Network ] に投稿された RyanL27 氏 の記事を、Web 自動翻訳サービスにかけたものを、以下にご紹介します。 http://www.fountainpennetwork.com/foru
実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。 ■下記の海外の万年筆に関するサイト「STYLO PHILES」に、パイロット・カスタムのインプレ記事が載っていました。 http://www.stylophilesonline.com/01-06/01823.htm 無料Web翻訳ソフトで訳した引用文を、以下に示します。セーラープロフィットのインプレも見つけて次回掲載します。 欧米人は書き味に鈍感だという通説がありますが、華美を避ける日本人的な用の美を理解する風な感性を持って分析していると思います。自動翻訳の誤りには責任を持ちません。勝手に引用している点についても何卒ご容赦ください。 ---------------以下マイク・スティーブンス氏の記事を翻訳して引用---------------- 本稿では、万年筆の群れ中
LAMY SAFARI Rollerball 新旧 (02/ 13)茶色いLAMY2000? (12/ 28)細身のLAMY2000? (12/ 12)LAMY dialog3!! (11/ 30)LAMY2000 titanium (11/ 16)LAMY + JETSTREAM (10/ 02)LAMY2000 4色ボールペン 新・旧 (09/ 04)LAMY SAFARI 完全分解 その2 〜ペン先編〜 (08/ 31)LAMY SAFARI 完全分解 その1 〜キャップ編〜 (08/ 28)LAMY2000 MP (08/ 15)LAMY UNIC BP (08/ 06)LAMYのマーク 今・昔 (08/ 02)LAMY SAFARI SAVANNA GREEN (07/ 22)LAMY コンバーターのすべて (07/ 19)LAMY SAFARI PINK (07/ 12)LA
諸事情あって調子が悪くなってしまったLAMY 2000万年筆。 ラミーのブルーブラックがペンの中で固まってしまったと思われます。 ラミーのブルーブラックは昔からの鉄の成分が入っているインクです。 時間が経って酸化すると紙にしっかり定着して抜群の保存性を誇る。 その代わりペンの中で固まると落とすのは容易ではなく、修理に出すしかないかもしれない。 ・・・と、少し前まで思っていました。 いやぁ、インターネットってすごいですね。 世の中にはいろんな人がいて、調べたら速攻で解決方法が。 ふむふむ、酸化して固まってしまったのなら還元すればよいと。 使うのはアスコルビン酸。薬局でビタミンCとして普通に売られているもの。 ぬるま湯に0.5~1%くらい溶かしたもので洗浄するとあら不思議。 インクのカスがどんどん出てくる訳です。 これはすごい。 ただ、酸性だと思うので、あまり長時間つけ込んだり、頻繁にやるとよ
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