タグ

2012年9月18日のブックマーク (1件)

  • 【ぷらちな】『じょしらく』キャラクター/声/フレーム/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第9回

    マンガに詳しい同業者氏たちと話をしていて『じょしらく』の原作とアニメ版の印象の違いになった。 『じょしらく』は、女の子の落語家たち5人が楽屋でひたすら会話するという体裁で、世の中のアレコレをネタにしているギャグマンガだ。その同業氏者曰く、原作はシャレのきついギャグの印象がまず先立つのに対し、アニメのほうがキャラクターの存在感が強いのだという。アニメだからといってギャグが薄まったりしているわけではなく、むしろより突っ込んでネタを展開している場合があるにもかかわらず、だ。 「キャラクターもの(キャラもの)」という俗な言い回しがある。あえて説明すると、その作品の訴求点として「まずキャラクターの魅力を前面に押し出した作品」といういうようなニュアンスの言葉だ。つまり同業者氏の指摘は、原作よりアニメのほうが「キャラもの」として仕上がっている、ということができる。 この差はどこから生まれたのか。その理由