1月15日に、クセのある脇役を演じさせたらピカイチと定評のある、俳優・声優の大塚周夫(おおつか・ちかお)さんが亡くなられました。生前、何度かインタビューさせていただきましたので、ご遺族である長男・明夫さんのご了解を得て、大塚さんの足跡をたどりながら、その言葉のいくつかを再録し、故人をしのぶこととさせていただきます。 大塚さんの海外ドラマ、最後のレギュラーは、2013年7月7日から2014年6月29日までNHKのBSプレミアムで放送された韓国ドラマ『馬医』のコ・ジュマン役でした(現在、再放送中です)。イ・スンジェ演じるジュマンは、その人懐こい丸顔の風防が、大塚さん自身と大変似ていて、驚いた記憶があります。 大塚さんは、親しい人には「ちかちゃん」という愛称で呼ばれていました。風貌を思い浮かべると、笑みを浮かべている顔しか出てきません。いつも、にこやかに話される方でした。お話ししていると「ようご
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