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ブックマーク / style.fm (14)

  • WEBアニメスタイル | ふかかいクロネコのラクガキ帳[本郷みつる]第4回 絵コンテの話(その1)

    WEBアニメスタイル

  • ニュースで一望するアニメ界2009「反復」と「政権交代」の年

    ニュースで一望するアニメ界2009 「反復」と「政権交代」の年 今年は「反復」というキーワードで記憶される年になるだろう。『ガンダム』放映30周年ということで大規模なイベントが開かれた事はもちろん、50代向けには『宇宙戦艦ヤマト』の復活、30代には『エヴァンゲリオン』、20代向けには『涼宮ハルヒ』と、各世代に対応した作品が惑星直列のように再出馬するかたちとなった。特撮でも、「ウルトラファミリー」を強調した劇場作品や、歴代仮面ライダー集結というイベント性の高いTVシリーズ&劇場作品が作られ、ヒットとなっている。劇場作品では、ロボットアニメ・リバイバルとも呼ぶべき現象もあった。 『ポリフォニカ』『ハヤテのごとく』『鋼の錬金術師』のように、かつて作られた先行作にとらわれず、改めて仕切直しを図る作品も目立った。劇場に目を転じれば、スマッシュヒットとなった『サマーウォーズ』はオリジナル作品ながら、先

  • ニュースで一望するアニメ界2008 ヒット作・話題作からトラブルまで

    ニュースで一望するアニメ界2008 ヒット作・話題作からトラブルまで 生活実感とはかけ離れつつも経済指標は上昇を示していた前半期から一転、米国経済の危機に端を発する経済不況の波が国内にも押し寄せている。これまで世の中の景気とはむしろ反比例する傾向にあったアニメ界だが、今度ばかりはそうはいかないかもしれない。金融自由化の波とともに急速な成長をとげたGDHが大きな赤字を出したのは象徴的だ。TVアニメに話題作・ヒット作が多かったのも今年の特徴だろう。『コードギアス 反逆のルルーシュR2』『マクロスfrontier』『機動戦士ガンダム00』とアニメファン向けのオリジナル作品が気を吐く一方、『墓場鬼太郎』『のだめカンタービレ 巴里編』とより広い視聴者層を意識したノイタミナ枠の健闘が目を引く。劇場アニメでは宮崎駿の4年ぶりの長編『崖の上のポニョ』が期待どおりの大ヒットとなった。プレイステーション3への

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    少し前に『時をかける少女』制作中の細田守監督と「映画とは何か?」をテーマに話をしてきました。これは僕にとって、ここ数年間、ずっと気になっていた事なんです。「映画館で公開されたものは全部、映画だ」と言ってしまっても間違いではありません。それがシンプルな定義です。ですが、人がある作品について「これは映画だ!」と言う場合、別の基準で「映画かどうか」を判断して言っているわけですよね。その定義は人によって、また場合によっても違うはずです。そんな事について、ちょっと考えてみましょう。 小黒 ここ数年、「映画」というものが気になっているんだ。「映画って何なんだろう」みたいな事を考えたりしているわけ。 細田 どうしたんですか。アニメ様が映画を気にするなんて(笑)。 小黒 映画が分かってないと、アニメも分からないと思ったからなんだよ。アニメの劇場作品について「これは映画だ」とか「これは映画ではない」と言った

  • WEBアニメスタイル_REVIEW

    第22回 「noein original soundtrack 1/七瀬光 ノエイン もうひとりの君へ オリジナルサウンドトラック」 ケレン味あふれる大オーケストラ曲と、繊細なメロディをもつ掌曲が同居する ~七瀬光による、オーケストラと量子力学的異世界感の壮大なる融合~ いいレコード(CD)は最初の1分を聴いただけで、それと分かるものだ。だからこそ筆者もCDを構成する場合、1曲目に置く楽曲には注意を払う。アルバムの中に目当てとする1曲がある場合は別にして、リスナーはおおむね頭から盤を再生し、冒頭に現れる音で全体の雰囲気を察知するものだからだ。 『ノエイン』のサントラ盤は、ディスクをプレーヤーのトレイに置き、1曲目の再生が始まった瞬間に、これが傑作であることを強烈に伝えてくれた。 1曲目は「シャングリラ」。ティンパニーのアタックに導かれ、豊かな管弦楽の響きと混声合唱の圧倒的な音圧が聴く者の心

  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    世間では「萌え」「電車男」が流行語となり、「オタク産業」がもてはやされた2005年。アニメ界もまた、そうした世間の流れや期待に絡め取られた1年だったのではなかろうか。 TVアニメの数は昨年に比べればやや落ち着きをみせたものの、それでもまだまだ数多い。制作的な問題を数多く抱えつつも、ヒット作や秀作もあれば賛否かまびすしい作品もあるという賑やかさだった。一方、劇場作品は、強烈な大作が並んだ昨年に比べ小粒ではあったが、『ONE PIECE』『Zガンダム』『鋼の錬金術師』等が話題を呼び、『NARUTO』『ガッシュベル!!』『×××HOLiC』など、キリッとした佳作が目立った。他に動画配信、音楽配信などで大きな動きがあったのも特徴だ。経済、政治、行政、教育との関連も無視できなくなっている。 果たして2006年はどうなるのか。占うべく、アニメ界2005年のあれこれを年の瀬に振り返ってみよう。 [1月

  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』や『ONE PIECE ―オマツリ男爵と秘密の島―』等の作品でアニメファンの注目を集めている、細田守の新作が発表された。筒井康隆のジュブナイル小説「時をかける少女」の劇場アニメーション化である。原作は、別の時間に移動する能力を身につけてしまった少女の物語。今までに何度も映画化、ドラマ化されており、中でも大林宣彦監督、原田知世主演の「時をかける少女」(1983年公開)は、映画ファンに支持され続けている傑作だ。 「時をかける少女」のアニメーション化は細田自身が望んだ企画であり、彼にとってはフリーとしての初の劇場作品となる。今回、細田監督は原作を大胆にアレンジしているようだ。主人公の名前も原作の芳山和子でなく、紺野真琴。快活な高校2年の女の子だ。彼女には仲のいいクラスメートが2人いる。1人は幼なじみの津田功介。もう1人が間宮千昭。この3人を主軸と

    y_terai
    y_terai 2005/12/13
    「ここに掲載した画像は、全て貞本義行の手によるキャラクターデザインである」
  • 【artwork】『トップをねらえ2!』 キャラクターデザイン・4 トップレスの巻 - WEBアニメスタイル_TOPICS

    『トップをねらえ2!』のキャラクター設定を取り上げるシリーズも、これで一段落。今回は3話で、宇宙怪獣の群れである“木星急行”を阻止するために集結した精鋭トップレスの方々です。メインキャラではないですが、編での登場カットが少ないだけに、むしろ設定資料としては美味しいのでは? ところで、トップレスの中でも特に強い能力を有した少年少女によって成立している組織がフラタニティであり、ラルクやニコラ、今回採りあげたトップレス達もフラタニティに参加しています。『フリクリ』のハル子が所属していた組織の名前もフラタニティでしたよね。このふたつのフラタニティは同じ組織なんでしょうか。

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』水島努監督インタビュー (2)キャラクターは14等身ぐらい? ―― 美術設定なんですが、先に上がってきた美術設定をコンテに取り入れたりしたんですか。それとも、コンテが先で、コンテから設定を起こしていったんですか。 水島 両方あります。四月一日が化粧室を探して彷徨うあたりは、最初から渡部(隆)さんが起こしてくださって。それをそのまま使わせてもらいました。内側に向いたような障子がある部屋とか、変な魚が部屋の真ん中の池にウヨウヨしてるとか。あのシークエンスに関しては、コンテから起こしたところは、そんなにはないんじゃないかな。ちょっと変更したところとしては、神社の境内みたいなところが室内という設定だったんですけど、それをコンテの段階で外にした、とかはありますけど。それは雨が欲しかったというのと、外には出たけど(館からは)出られないという、そんな感じが欲しかっ

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    公開中の『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』は、ホラーテイストと小気味よいギャグが解け合った快作だ。監督は『ジャングルはいつも ハレのちグゥ』や『撲殺天使 ドクロちゃん』でお馴染みの水島努。彼とCLAMP作品との取り合わせも意外だったが、彼がProduction I.Gで監督をするのも意外だった。だが、仕上がった作品は、CLAMP作品の魅力も、水島監督の個性も、そして、Production I.Gならではの豪華な画面作りも、堪能できるものだった。 ●2005年9月6日 取材場所/東京・Production I.G 取材・構成/小黒祐一郎・岡敦史 ●関連サイト 『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』&『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』 http://www.holic-tsubasa.com/ PROFILE 水島努(Mizushima Tsutomu) 1965年12月

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    小黒 細かい事をお聞きしたいんですけど、絵コンテを描かれたのは、最後のウルトラマンが空中戦をするシーケンスですよね。 板野 はい、そうです。 小黒 日のアニメらしい動きのタメが、CGで再現されていましたが、あれはどうやってるんですか。 板野 最後の空中戦のアニメーションは、僕が『零花』の時にモーションを教えて、『MACROSS ZERO』でも頑張ってくれた八木下(浩史)君と、『ゾイド』のアニメーションをやっていた原田(丈)君の2人が、ほぼ全部をやっています。前半のつけPANで大空を駆け回るやつを原田君がやって、後半のミサイルとかを八木下君が作って。彼らは自分達の事をアニメーターと名乗っているくらいで、ソフトを使って間を割って動かしたりしないんですよ。全部キーを打つタイプのCGクリエイターで。 小黒 つまり、作画で言うと、動画さんに中割を任せないで、全部原画で描いちゃうような? 板野 そう

    y_terai
    y_terai 2005/07/15
    「使ったソフトやプラグインを公表したとしても、他のチームが同じものを作る事はできない」
  • WEBアニメスタイル_特別企画

    え!? どうしてWEBアニメスタイルで特撮作品の記事なの? と疑問に思ったキミはまだまだ甘い。『マクロス』シリーズでお馴染みの板野一郎兄貴が、劇場作品「ULTRAMAN」、そしてTVシリーズ「ウルトラマンネクサス」「ウルトラマンマックス」でCGスタッフとして腕を振るっているのだ。特に「ULTRAMAN」クライマックスのウルトラマンと敵怪獣ザ・ワンの空中戦は、実にスピーディであり、アニメ的な動きのメリハリのつけ方も素晴らしいもの。まさしく特撮版・板野サーカスだった。 「ULTRAMAN」は、大人の鑑賞にも耐える「ウルトラマン」を目指して製作された意欲的な作品だ。この作品に格別の思い入れがあり、先日のアニメスタイルイベントでも多くの人に観てもらいたいとおっしゃっていた板野さんに、改めて「ULTRAMAN」についての話をうかがってきた。 ●2005年6月30日 取材場所/東京 D.A.S.T 取

    y_terai
    y_terai 2005/07/15
    CGと特撮と板野サーカス
  • WEBアニメスタイル_特別企画

    小黒 この前のアニメスタイルイベントでも、ショートアニメを上映したんだけど、吉松君のやつが凄かったんだよ。 佐藤 ん? 小黒 ロスから帰国する飛行機の中で作画したんだって。いちばんパラパラマンガに向いてる分厚いを買って、余白に作画して。で、飛行機の中で終わらなかったんで、帰りの電車の中でも描いて。日に帰ってきたのがイベントの前の日で……。 佐藤 ああ、それでイベントまでに撮影したんだ。それはいいねえ。アニ研連の上映会みたいだね。 小黒 仕上がった作品も面白かったんだけど。 佐藤 実は、そういうノリを経験しないで、プロになった人って多いでしょ。「最近の作品は大人しいですね」なんてよく言うけど、そういうバカな事を経験した人が、少なくなっているんだろうね。最初からシステムとしてのアニメ制作を経験してしまって、自分でフィルム作るという事を経験した事がない。これからはそういう人が増えていくんだろ

  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    『プラスチックリトル』が「胸アニメ」の頂点ならば、「パンツアニメ」の最高峰が『AIKa』である。WEBアニメスタイルがリニューアルしてから、エッチな話題が続いているようだが、気にしないでいただきたい。 『AIKa』も一線を越えてしまった作品だ。そして、90年代OVAが残した成果のひとつである。この作品がリリースされた頃、僕と友人の間で『プラスチックリトル』とセットで話題になる事が多かった。あまりにもパンツの描写が強烈で、最初に観た時に、それ以外が記憶に残らないという点で『プラスチックリトル』と似ているのだ。ただ、作品の方向性は随分と違う。 これは1997年から1999年にリリースされたOVAシリーズ。ジャンルとしては「お色気アクション」だ。エロではなくて、お色気。僕らのお父さんの世代が観ていたような、映画とかドラマとか。TV番組で言うと「プレイガール」とか「11PM」とか、ああいう世界ね。

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