FindBugsを使うと、Javaの危険なバグを特定し、修正することができます。そのユニークな機能は、Javaの世界に数ある静的分析ツールのなかでも異彩を放っています。FindBugsのどこがどう特別なのか、この記事で解き明かすことにします。
はじめに 今回から数回に渡ってJavaを利用した簡単なHTTPサーバーの作り方を解説します。第1回目に当たる本記事では、java.net.ServerSocketの使い方について説明します。 対象読者 本記事は、Javaプログラミングの初級者から中級者を対象に、ネットワークプログラミングの基礎を解説します。また、本記事の読者は、ソケットプログラミングの基礎的な用語(ソケット、ポート、アドレスなど)についての知識を持っていることを前提しています。 必要な環境 本記事のソースをビルド/実行するには、J2SE 1.4 以上を利用してください。ソースファイルアーカイブは、直接NetBeans 4.1のプロジェクトとして開けるように構成してありますが、NetBeans 4.1を利用しなくてもコマンドラインからJDKおよびAntを利用してビルドできるようになっています。 なお、ソースファイ
はじめに ゲームでは、その進行状況を「フラグ」と呼ばれるもので管理します。フラグとは「flag」、つまり「旗」のことで、ONまたはOFFどちらかの状態を表すものです。例えば「王様と会話したかどうか?」で発生するイベントを変えたいときなどは、王様と会話したときに、フラグがONになるよう(俗に「フラグを立てる」といいます)設定しておき、イベント発生時に、そのフラグをチェックして、ONならばイベントA、OFFならばイベントBのように処理を分岐します。主に、アドベンチャーゲームや、ロールプレイングゲームなどで用いられる手法ですね。今回はそのフラグ管理の方法を解説してみたいと思います。 サンプルプログラムは「ミステリールーム」。家に隠されたダイヤモンドを探し出す、ミステリーアドベンチャーです。さあ、あなたはこの家の謎を解いて、クリアすることが出来るでしょうか? 「ミステリールーム」で遊ぶ ち
J2SE 5.0ではEoD機能の一環として、新たに列挙型と呼ばれる型が追加されている。列挙型という型が新しく追加されたわけだが、実際はクラスに変換されてコンパイルされている。オブジェクト型や基本データ型と同列の型が追加されたわけではないのだ。つまりこの機能も、広義の意味でSyntax Sugarといえるのだ。 列挙型の実現方法は少々難しい。すべてを順を追って説明することは避けるが、要点だけはかいつまんで説明しておこうと思う。 列挙型 列挙型は、いうなれば定数の集合を定義する型である。列挙型の例として、リスト1を掲載しておこう。これはC言語で列挙型を使った例である。 リスト1 enumtest.c enum stat { CORRECT, ERROR }; int main(int argc, char *argv[]) { enum stat status; st
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く