美和の兄・吉田松陰の書き残した留魂録 明治維新を経て近代化を進める新政府。 群馬県の生糸は日本を代表する輸出品でした。 大河ドラマ『花燃ゆ』の舞台も群馬。 そこでは働かずに博打の借金を重ねる男。 その肩代わりをする女房達がたくさんいた。 実は働かない亭主と子供を抱えながら 懸命に糸を引く女たちが生糸を支えていたんです。 ある日、借金の返済を要求する借金取り。 手には証文があります。 当時、身分の低い者には文字は読めません。 どんな条件なのかを確認もせずに借金を重ねます。 今回は娘を借金の・・・となります。 そんな状況を生糸工場の 女主人・おせいがお金を肩代わりします。 「仕方がないね・・・みんなで働こう」って。 ホッとして感謝する工場の女性。 そのやり取りを見ていた 美和がおせいさんと女性たちに向かって話し始めます。 そのシーンについて。 少し長いですが 美和のセリフを引用しますね。 それ