株価暴落「老後の蓄え、400万円以上が一瞬で…」2008年10月10日18時46分印刷ソーシャルブックマーク 福岡市のJR博多駅近くの証券会社前では、下げ一色の株価ボードをぼうぜんと見つめる人が目立った。老後の蓄えに株取引を始めたという同市の女性(60)は「400万円以上が一瞬にしてなくなった。頭が痛い」と話した。持っていた600万円分の中国関連株だけでも損失は300万円以上。株価の下落は続かないだろうと、9日に株を買い増したばかりだった。「今は投げ売り状態で、下落がいつ止まるか分からない。株取引は縮小せざるを得ない」とため息をついた。 福岡・天神にある前田証券本店でも株価ボードを前に座り込む個人投資家も。「前日の米国市場の流れから下げるとは思っていたが、ここまで一気とは。驚くよりあきれた」と青木勝・株式部長。 ただ、同証券ではこの日午前入った注文は、売りより買いの方が多かったという。「今