端末総販売数、2割減──新販売方式の影響は、そして国内端末メーカーの未来は:2008年の通信業界を振り返る(3)(1/3 ページ) HTCが、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルと、携帯キャリア3社からWindows Mobile搭載端末をリリース(KDDIからも2009年に発売すると発表)するなど、大きな攻勢をかけた2008年。またLGエレクトロニクスが海外でも人気の「PRADA Phone」を“ドコモ仕様”にして投入、Samsung電子も「OMNIA」を日本向けにカスタマイズして発売するなど、海外メーカーの攻めの姿勢が印象に残った。アップルの「iPhone 3G」については別項で触れるが、こちらも海外からの大きな流れとなって押し寄せたのは記憶に新しい。 そんな状況がある一方で、Nokiaは日本市場から撤退するなど、日本独特の端末仕様にメリットを見いだせないメーカーも出てき