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ブックマーク / buildup-db.blogspot.com (3)

  • MySQLバージョンアップによるInnoDB性能劣化可能性事件簿

    一般論ですが、どんな基盤ソフトでもCPUスケールを上げようとすれば、何らかの排他制御を細かく行うことになるのでCPUのパイプライン処理にブレーキをかけるアトミックな処理が増えて、バージョンが上がるとある程度はシングルスレッドの処理は重くなっていきます。前エントリのような言語の高度化により遅くなる事情もあります。(中には、Redisのように並列を捨てて排他処理を完全排除する潔い逆振りプロダクトもありますが。) とはいえ、「これは(条件付きとはいえ)急に遅くなりすぎだろ!」と私も思うバージョン(回避策はある&一開発者の一存ではどうにもできない)があるので遡って何点か挙げて注意喚起したいと思います。 これらはある程度限られた条件で発生するので世間では怪奇現象扱いされている可能性もあります。 何故こんなことになるのかというと、基盤となるmysqld側の変更に上手くついていけなくなってるか、性能上メ

  • 転職等、状況のご報告

    一部の関係者や、勘の鋭い方はお気づきだと思いますが、11月にPerconaを辞して、12月よりInnoDB teamの一員として働くこととなりました。XtraDB等Perconaの製品については少なくとも現職にある限りは、関与することは今後基的にありません。 XtraDBは私にとっては、InnoDBという優れたアーキテクチャの持つポテンシャルを引き出す手段を素早く積極的に世に問うための重要なチャネルでした。しかし利用者が増えるに連れ、利用者や会社にとっては製品としての位置づけが強くなってしまったようです。この立場の違いが、開発の方針のあらゆる面での意見の相違を生んだと思います。迅速な進歩を失ってしまっては、永続的な存在意義は無いと、例え現在満足していても、将来問題に直面したときに小手先で解決できることなどもう無いのです、先に手を打たなければ。体裁を気にして将来の継続的なメンテナンスコスト

    ya--mada
    ya--mada 2012/10/01
    その後って、どこで日記書いているのだろう、InnoDB
  • さらなる更新系処理の並列実行性の向上について

    InnoDB性能フリークの皆様(日語圏にいるかどうか解りませんが…)、ご無沙汰しております。MySQL-5.6では我々外野開発者が色々実装してきた改良・機能について人気の高い物・有効な物から順に積極的に取り込まれる様子が見て取れます。これはMySQLの開発コミュニティにとって素晴らしい進歩です。我々の活動が多くのユーザーに支持され、家側からも無視できなくなり、何らかの進歩を阻害する要因が解決されたのではないでしょうか?感無量です。これで私も更に前へ進むことが出来るというものです。というわけで、今回は今まで誰も触れてこなかった問題に触れてみます。 InnoDB の更新系処理のスケーラビリティは、私が過去に数多のRDBMSをベンチマークした経験上、商用RDBMSと比べてまだ明らかに低い印象を受けます。この記事を読むような人は勿論InnoDBのmutex/rw_lockの競合状態の確認はでき

    ya--mada
    ya--mada 2012/10/01
    index lock 問題。答えは出ているけど単純じゃないのねってことかしら?
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