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ブックマーク / www.webchikuma.jp (5)

  • 世界は、三つの危機に直面している|ちくま新書|小原 雅博|webちくま

    「大国の覇権争いという平和の危機」「グローバルな人類の危機」「経済社会矛盾が深刻化する国家の危機」この三つの複合的危機の時代にある今、国際政治の基に立ち返り、問題を整理することで見えてくることがある。東大名誉教授にして元外交官である著者が、国際秩序の変容、そして日にも迫る危機を論じた書の、「はじめに」を公開しました。ぜひ、お読み下さい。 2020年代、世界は大変動の時代に突入し、先の見えない危機の中にある。習近平国家主席が、「100年に一度の大変局と新型コロナ感染症の影響」と表現すれば、バイデン大統領も、「気候危機と100年に一度とされる感染症の大流行」と表現した。二人の指導者の表現がいみじくも一致した現下の危機は三つの危機からなる未曽有の複合危機である。 第一の危機は、大国の覇権争いという平和の危機である。国際政治は「権力政治」と言われる。力(パワー)こそが支配的で究極的な要素だ。

    世界は、三つの危機に直面している|ちくま新書|小原 雅博|webちくま
    ya--mada
    ya--mada 2024/11/10
    「大国の覇権争いという平和の危機」「グローバルな人類の危機」「経済社会矛盾が深刻化する国家の危機」
  • 〈3〉『機動戦士ガンダム』の衝撃――富野由悠季概論|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

    富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて論の一部を連載します。 今回はシリーズ「富野由悠季概論」の最終回。富野由悠季監督の経歴を時代背景とともに振り返り、アニメーション監督として果たした役割に迫ります。(バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) 「〈2〉「アニメーション監督」の誕生」はこちら 『宇宙戦艦ヤマト』の監督の役割 まずTVシリーズの『宇宙戦艦ヤマト』では、現在行われている「アニメーション監督の職能」を三人が分担して担っていたと考えるとわかりやすい。その三人とは、西﨑義展プロデューサー、監督・設定デザインの松零士、演出の石黒昇である。 どういう作品を作るべきかというビジョンを持ち、スタッフを先導したのは西﨑だったが、西﨑はアニメーションの映像そのものを直接コントロールしていたわけでは

    〈3〉『機動戦士ガンダム』の衝撃――富野由悠季概論|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま
  • 久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま

    久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について 蓮實重彥さんの連載時評「些事にこだわり」第17回を「ちくま」1月号より転載します。昨秋に開催された小津安二郎生誕百二十周年のメモリアル・イベントは、なぜ失望のうちに終わってしまったのか。その二十年前、著者自身も深く関わった生誕百年・没後四十年の記念イベントとの違いを思い起こします。ご覧下さい。 なかには例外的に聡明な個体も混じってはいるが、これからこの文章を書こうとしているわたくし自身もその一員であるところの人類というものは、国籍、性別、年齢の違いにもかかわらず、おしなべて「愚かなもの」であるという経験則を強く意識してからかなりの時間が経っているので、その「愚かさ」にあえて苛立つこともなく晩期高齢者としての生活をおしなべて平穏に過ごしている。ところ

    久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま
    ya--mada
    ya--mada 2024/01/20
    名物なのは分かるが、これを喜んで読んだとコメントしても良いのだろうか?
  • ウクライナ戦争が問う我々の人間性|ちくま新書|小泉 悠|webちくま

    ちくま新書『ウクライナ戦争』の著者・小泉悠氏が、戦争について、人間について、悪について、子供たちについて、その質を率直に語った貴重なエッセイ。PR誌「ちくま」1月号より緊急転載いたします。 戦争という現象にはいろいろな顔がある。直接の戦争経験を持たず、軍事オタクとして生きてきた筆者が戦争と聞いてまず思い浮かべてきたのは、「戦闘」だった。巨大な軍隊同士が火力や機動力を発揮して敵の殲滅を目指す暴力闘争。これは間違いなく戦争の一つの顔ではある。 しかし、12年前に子供を持ってから、戦争の別の側面を意識するようになった。子供という、この弱くて壊れやすいものを抱えながら生きていくということは、平時の社会においてもなかなかに緊張を強いられるものがある。すぐに熱を出す、とんでもないことで怪我をする、迷子になる。そういう子供との暮らしに、爆弾が降ってくるのが戦争である。あるいは、子供にべさせるものがな

    ウクライナ戦争が問う我々の人間性|ちくま新書|小泉 悠|webちくま
    ya--mada
    ya--mada 2022/12/28
    戦争については主権国家なるもの及び国家という概念が「国際社会」で確固たるものとして在ることが不思議でならない。困難に瀕している国民を支持するならともかく、他の国家を支持する事が自分には分からなすぎて…
  • webちくま「景気ってなに?」松尾匡

    解説 2024/8/9 松 健二 マルケスの中心的文体を味わえるのは絶対に『百年の孤独』と『エレンディラ』 ガルシア=マルケス『エレンディラ』特別寄稿

    webちくま「景気ってなに?」松尾匡
    ya--mada
    ya--mada 2009/05/16
    勉強の仕方について。
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