内閣府が9日発表した「水に関する世論調査」で、風呂や洗濯などに使う水について「ある程度節水している」「まめに節水している」と答えた人は計72・4%で、2001年の前回調査に比べ7・5ポイント増え同様の調査を始めた1986年以降で最高となった。 調査を分析した国土交通省水資源調査室は「地球環境問題への関心の高まりもあって、身近でできる節水に取り組んでいるのではないか」と指摘している。 水の飲み方を複数回答で尋ねると、「水道水をそのまま飲む」との回答が37・5%で1位だったものの、「浄水器を設置」も32・0%。「ミネラルウオーターを購入」(29・6%)が続き、消費者の「おいしい水」志向もうかがえる。 調査は今年6月、全国の成人男女3000人を対象に行い、1839人から回答を得た。
柔道男子66キロ級決勝で、内柴正人(旭化成)は、ダルベレ(フランス)に縦四方固めで一本勝ちして金メダルを獲得。五輪2連覇を果たした。北京での金メダルは日本人初。 1分すぎ、ダルベレがギブアップ。 内柴は初戦の2回戦で、ヒメネス(ドミニカ共和国)に鮮やかな袖つり込み腰を決めて1本勝ち。3回戦では、昨年の世界選手権銅メダルの強豪、ミレスマイリ(イラン)を一方的に攻めて優勢勝ちした。4回戦(準々決勝)はシャリポフ(ウズベキスタン)と対戦、逆転の合わせ一本勝ちで準決勝に進出。準決勝ではアレンシビア(キューバ)に優勢勝ちで決勝へ進んだ。 内柴はアテネ五輪で、全試合一本勝ちで金メダル。2005年の世界選手権でも銀メダルを獲得した。30歳と、北京五輪の柔道男子代表では最年長。 9日に谷亮子が3連覇に失敗、平岡拓晃が初戦敗退とつまずき、日本のお家芸に危険信号がともっただけに、光明をもたらす勝利となった。
柔道女子52キロ級は10日、北京科学技術大体育館で行われ、中村美里(三井住友海上)が3位決定戦で金京玉(韓国)に一本勝ちし、銅メダルを獲得した。9日には48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得しており、女子柔道は連日のメダル獲得となった。 試合は冒頭の激しい組み手争いの後、中村が得意の足技を繰り出してリズムをつくって寝技に持ち込み、上四方固めで一本勝ちした。 代表最年少の中村は19歳。初戦の2回戦でゴールデンスコア方式の延長戦の末、タラングル(ドイツ)に優勢勝ち。3回戦でもエイレン(ベルギー)にポイントを与えず、相手を崩して取った効果のポイントを守って優勢勝ちした。だが、準決勝でアン・グムエ(北朝鮮)に優勢負けし3位決定戦に回っていた。 ■中村美里(なかむら・みさと、三井住友海上=柔道女子52キロ級)昨年の嘉納杯東京国際、今年の全日本選抜体重別で優勝。フランス国際は今年3位。五輪
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
Googleは米国時間8月7日遅く、AOLへの賭けは失敗だったかもしれないことを認めた。 Googleは、米証券取引委員会に提出した報告書の中で、10億ドルを出資しTime Warnerのウェブ事業部門であるAOLの株式5%を取得したが、「株式評価減の可能性」があり、将来、損失を計上しなければならないかもしれないと述べた。 当社の評価では、AOLへの投資で株式の評価減が発生した可能性がある。(中略)今後も引き続き、この投資での株式評価減について検証する。将来、評価減による損失の計上が必要になる可能性があり、計上による連結損益計算書への影響はかなりのものになる恐れがある。 2005年12月に締結された契約では、最大の広告パートナーであるAOLがMicrosoftに鞍替えしないよう、GoogleのAOLとの検索広告契約の更新が保証された。当時、この契約では、AOLに200億ドルの評価額が付けら
【モスクワ=遠藤良介】ロシアの軍事介入を招いて戦闘が激化している南オセチア紛争は、国際社会の注目が集まる北京五輪開催に合わせて、グルジアのサーカシビリ政権が欧米諸国の支援を見越し、独立状態にある同自治州再統一の賭けに出たものとの見方が出ている。米政府は「暴力の即時停止」を呼びかけているが、親欧米であるグルジアを後押しする米国の姿勢はカフカス地方で米露間の覇権争いの色彩も帯びることになり、事態はさらに複雑化する恐れもある。 2004年に就任したサーカシビリ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟に加え、独立状態にある親露分離派地域であるアブハジア自治共和国と南オセチア自治州への支配回復を公約に掲げてきた。しかし、両地域は政権との交渉を拒絶し続け、対露関係の火種である両地域の存在はNATO入りの障害になるとみられていた。 ロシアは従来、両地域の大半の住民に自国の旅券(パスポート)を与えて「ロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く