4年前、京都府舞鶴市で女子高校生が殺害された事件で、大阪高等裁判所は、殺人などの罪で起訴された被告に対し、「直接的な証拠がないうえ、目撃者の証言などの状況証拠も信用できず犯人とは認められない」として、1審の無期懲役を取り消して無罪を言い渡しました。 無罪判決を受けて、被告は釈放され、午後1時半すぎ、弁護士に付き添われて勾留されていた大阪拘置所から出ました。 無罪判決を受けたのは、無職の中勝美さん(64)です。 平成20年、京都府舞鶴市の雑木林で高校1年生だった小杉美穂さん(当時15)が頭などを鈍器で殴られ殺害された事件で、殺人などの罪で起訴され、一貫して無罪を主張しました。 この事件では直接的な証拠がありませんでしたが、1審は去年、無期懲役を言い渡し、被告側と、死刑を求刑した検察の双方が控訴していました。 2審の判決で、大阪高等裁判所の川合昌幸裁判長は、1審が有罪の根拠にした捜査段階の供述
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