インディアンス4-7エンゼルス(3日、クリーブランド)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(24)は敵地でのインディアンス戦に「3番・DH」で先発出場し、メジャー初の1試合2本塁打など5打数4安打3打点の活躍でチームの連敗を4で止めた。初の3番起用で一回に10号先制2ランを放ち、メジャー1年目で2桁本塁打に到達。三回に2打席連発となる特大の11号ソロ打を放てば、八回には盗塁や勝ち越しのホームを踏むなどクリーブランドで大谷が主役となった。 節目の一発がプログレッシブ・フィールドで飛び出した。一回一死一塁、大谷はクレビンジャーの96マイル(156キロ)の速球を振りぬく。高々と舞い上がった逆方向への白球はグングン伸び、左翼スタンドに吸い込まれた。ベンチに戻ると、エ軍ナインから祝福された。 これで終わらない。2-3で迎えた三回一死だった。大谷はフルカウントから94マイルの速球をガツン。その瞬間、打