8月14日、7月の首都圏マンション発売戸数は3554戸で前年比44.5%減となり、下落幅としては1996年10月以来の大幅なものに。写真は、2003年8月に都内の高層マンション近くで撮影(2008年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 14日 ロイター] 民間の不動産経済研究所が14日に発表したマンション市場動向によると、7月の首都圏マンション発売戸数は3554戸で、前年比44.5%減となった。減少は11カ月連続だが、下落幅としては1996年10月(54.3%減)以来の大幅なものとなった。 マンション契約率も53.5%で、好不調の分かれ目とされる70%を2カ月連続で下回り、1月の52.7%以来の低水準にとどまった。「需給ともに低調」(同研究所)な状態が続いている。 価格上昇に消費者がついてこられない状況が依然続いている。1戸当たりの価格は5309万円となり、前年比で0.08%上昇