携帯サイトで見られるマンガや小説から青少年に悪影響を与えかねない過激な性描写や残虐な暴力シーンをなくそうと、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は自主認定基準を作った。EMAが17日発表した。過激な描写を除くなど基準を満たしたウェブサイトをEMAが認定し、青少年も携帯電話から見られるようにできないか、携帯電話各社と協議している。 SNSなどの交流サイトは、書き込みの常時監視・削除などEMAの認定要件を満たしたサイトは昨年以降、携帯電話各社の閲覧制限(フィルタリング)から外れ、18歳未満の青少年も見ることができる。一方で、マンガや映像、文章などは成人向けの露骨な描写が含まれた作品と、そうでないものが混在するサイトが少なくない。EMAによると、こうしたサイトは一律に閲覧できない場合が多く、事業社側からも改善を望む声が寄せられているという。 EMAの基準では(1)性(2)暴力(3)