2017年8月7日のブックマーク (2件)

  • 食人鬼とトロッコ問題と権力勾配 - 読む・考える・書く

    人鬼と少女のお話 先日、twitterで「人鬼と少女のお話」という創作マンガが話題になっていた。作者(女子高校生だという)のアカウントは非公開になってしまったのでもう見れないのだが、うろ覚えの記憶によると、だいたいこんなお話だった。 飢えて死にかけた孤児の少女に、一人の男が声をかけてくる。男は、自分たち一家は人間しかべられない人鬼で、育ててあげる代わりに、将来君をべさせて欲しいと言う。少女はその提案を受け入れる。 人鬼一家は、約束どおり少女に暖かい事やきれいな服を与え、家族同様に愛情をこめて育てる。 やがて成長した少女は、育ててくれた人鬼一家に感謝の言葉を残し、自ら安楽死の薬を飲んで自殺する。人鬼たちは泣きながら彼女の遺体をべる。 その後、この一家が人鬼であることが世間にばれてしまい、激昂した群衆に襲われて彼らは殺される。 最後に、「しかし人々は知らないのです 彼

    食人鬼とトロッコ問題と権力勾配 - 読む・考える・書く
    yad1an
    yad1an 2017/08/07
  • 小島秀夫が観た『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | 文春オンライン

    『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』というタイトルは、アーサー・ケストラーの評論『The Ghost in the Machine(機械の中の幽霊)』にインスピレーションを受けていることは、よく知られている。 ケストラーの「機械の中の幽霊」という概念は、デカルト流の心身二元論−−人間は、自由意志をもつ心と、機械的動作を行う身体とが独立して存在し、それぞれが相互作用するものという人間観−−を批判したものだ。我々には実体をもった心などないし、心身を明確に二分することもできない。人間とは身体(機械)の中に住む幽霊(心)なのだ、というのが「機械の中の幽霊」という概念だ。

    小島秀夫が観た『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | 文春オンライン
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    yad1an 2017/08/07