「ルワンダ中央銀行総裁日記」を読書中。まだ50ページ程度しか読んでいないが、これだけでもネタがぎっしり詰まって想像を絶する面白さである。ずんちゃかさん、すいません、面白さを超過小評価しておりました。お宝本を放置していたことが激しく悔やまれます。で、つかみ的に、服部氏が着任したときのルワンダ中銀の状況を紹介したい。それは劇的であり、登場人物はキャラがたち、中銀版冒険小説と言っていいほどである。 ルワンダは貧しい国だが、それでも一国の中銀だからある程度の体をなしているだろうと思いきや…。 ・バンキングを知らない副総裁のハビ君が出迎え ・中央銀行はペンキの剥げかかった二階建ての家 ・ハビ君が連れてきた総裁付き運転手は制服ボロボロ、ボタンは取れ、はだしであった ・運転手チトー君はハビ君の甥だった ・総裁公邸と思った家は、急病で帰国した外人職員の住まいで、用意されていた食料は実は残飯だった ・理事の