ブックマーク / murashit.hateblo.jp (5)

  • ゲーム、ゲーム、そしてゲーム(あと、もうすこしゲームともうすこしの告知) - 青色3号

    最近読んだの話です。 ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム - 赤野工作 作者はもともとニコ動で有名な方であり、書ももとはカクヨムの有名作品なのでご存じの方も多いかもしれません。舞台は来たるべきドラえもん後の時代、2115年、「過去の『低評価ゲーム』をレビューするブログ」という体裁をとったフィクションです。「過去」というのはつまり、現在2017年からは未来にあたります。したがって、これからの100年間に発売されたゲームを扱うことになる。現代であれば長寿も長寿、未来であればそこそこに老いぼれの書き手(著者自身の延長なのですが)が、数十年前のゲームを思い起こして語ってくれるというわけです。 未来の技術(とそれにともなう社会)があれば、いっしょにゲームをしてくれるアンドロイドだっているだろう、脳内物質を直接操作してくれるゲームがあるだろう、ゲノム編集で細菌を戦わせるゲームもあるだろう、拡張

    ゲーム、ゲーム、そしてゲーム(あと、もうすこしゲームともうすこしの告知) - 青色3号
    yag_ays
    yag_ays 2017/11/09
  • あなたの人生の物語 - テッド・チャン - 青色2号

    今まで読んだことがないという体たらくでありました、テッド・チャンの短編集『あなたの人生の物語』。構成と主題の組み合わさり方が美しいのはもはや当然として、SF懐というべきか、ものごとをまったく別の視点から照射するそのやりかたがあまりに鮮かな一冊でした。 以下、すべてではないにせよ個別の短編の感想とか。っていうか、今読み返してみたらあらすじの説明に終始しているぞ!まあいいや!! 理解 高次の知能を獲得していくと最終的に超能力戦にしか見えなくなるっていうのが笑えるんだけど、それはともかく。ある意味では、お猿さんにとっての人間知能ってどんなものなんだろうっていうか、幼年期の終わりというか、そんな感じで、とくに「陳述の変更が全文法の調整をもたらす」言語についての記述はやっぱりゾクゾクしてしまいました。 あなたの人生の物語 目的論的な思考方法が最終的にトラファルマドール星人にまで至るっていう話。構

    あなたの人生の物語 - テッド・チャン - 青色2号
    yag_ays
    yag_ays 2016/06/25
  • 東京日記(その1) - 青色3号

    正月のうちに書こうと思ってたんだけどなんやかんやで抵抗があったのかもしれない、でもなんか、Twitterで書くと言っておいて書かないのも癪なので書きますけど、たぶん機が熟してきているはずだと思っていたのにそうでもなかったのあなという感じで思い直しつつもあることを書きますけど、そうです、大学院を辞めたときの話です。 ずいぶん記憶が薄れていますから、ひとまず順を追って話すのがよいのかもしれません。そうだ、書きながらまとめていくスタイルだ! 遡ること6年前、僕は意気揚々と……とはいかない、むしろ不安をもってこの地東京にやってまいりました。都会に出てきたいんだと思った末に京都を選んで、イヤーコリャ都会ジャと思ったのも束の間、やっぱり東京というものに行ってみなければ日における都会のことはわからんぜよという気持ちが、今になって思えばいちばん強かったのでしょう。大学院生になるというのが名目だった──そ

    東京日記(その1) - 青色3号
    yag_ays
    yag_ays 2015/01/15
  • blogはスライドの時代へ - 青色2号

    表題の通りです。 たいへん面倒臭かったのでもう二度とやりません。

    blogはスライドの時代へ - 青色2号
    yag_ays
    yag_ays 2012/05/25
  • 今日は友人からの手紙を紹介します - 青色3号

    こんにちはムラシット君、会わなくなってずいぶん経つけれど、元気でやっているだろうか。 ぼくはあまり元気じゃない。こんなものをきみに送りつけてしまったのもそのせいで、きみにとってはまったく迷惑な話だろう。この手紙は読んでもあまり心地良いものではないから、このまま読まずに破り捨ててくれてもいい。まさか返事をくれなどと言うつもりはない。この文章がぼくの手から離れ、こうして君に届くということだけでぼくの望みは十分に果たされる。 ぼくにとっては、これを「書く」ということこそが重要だった。そう思って書きはじめたのはずなのだけれど、人間というのは面倒な生きものらしく、結局のところ、それを誰かと共有したいという望みさえ出てきてしまう。だからぼくは、以下の文章にこの前置きを加えて、君に送ることにした。非常識な話と嗤ってくれ。済まないと思っているんだ。 それでも読んでくれるというのなら (拙い文章で済まないけ

    今日は友人からの手紙を紹介します - 青色3号
    yag_ays
    yag_ays 2010/08/03
  • 1