週1回の注射で治療ができる、これまでにない超長時間作用型の新しいインスリン製剤の開発が進められている。 インスリン製剤は進歩しており、患者の病態や治療に合わせて、作用のあらわれる時間や持続する時間などの異なるさまざまなタイプのインスリン製剤が使われている。 新たに開発が進められている週1回のインスリン製剤は、注射の回数を減らすことで、より糖尿病患者の負担を少なくし、治療と患者の管理の利便性を高められると期待されている。 インスリン治療は進歩 さまざまなタイプのインスリン製剤を開発 カナダのトロント大学の研究チームがインスリンを発見し、糖尿病医療に革新的な変化がもたらされたのは1921年のこと。インスリンの製剤化に成功したのは、その翌年の1922年。そして1923年には世界ではじめてインスリン製剤の大量生産が開始された。 インスリンが発見されて100年以上が経過した現在では、世界中の多くの患
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