週1回の注射でインスリンの基礎分泌を補う、超長時間作用型のインスリン製剤の開発が、世界で進められている。 発表された新しい研究によると、1型糖尿病の人が、この新しい週1回注射のインスリン製剤を利用したところ、毎日の注射を必要とする従来の持効型溶解インスリン製剤と同じくらいの効果をえられることが示された。 週1回の注射で治療効果のあるインスリンを開発中 週1回の注射でインスリンの基礎分泌を補う、超長時間作用型のインスリン製剤の開発が、世界で進められている。 英国のサリー大学が発表した新しい研究によると、1型糖尿病の人が、この新しい週1回注射のインスリン製剤を利用したところ、毎日の注射を必要とする従来の持効型溶解インスリン製剤と同じくらいの効果をえられることが示された。研究成果は、医学誌「ランセット」に発表された。 「1年間にわたる第3相臨床試験の結果は、この週1回注射のインスリン製剤が、糖尿