昨日、考えさせられることがあった。一日置いて、少し気持ちが整理できそうなので書いてみる。 母方の祖母が自宅で転んで、足の骨を折った。特に用もなく寄った実家で、母が前置きもなく切り出した。祖母を発見したのは、母の妹であるおばだった。何時間も動けなかったであろう祖母は、トイレにも行けず、発見時は酷い有様だったという。 母は「私が近くにいれば」と言うし、おばは「私がもっと早く気付けば」と言った。助けも求められず、本当に辛かったであろう祖母のことを思うと、そんな考えが頭を支配するのはよく分かる。でも、全員がそれぞれに自分自身を責めるのはやめてほしいと思った。祖母もきっと、娘たちではなく、動かない自分の身体を責めただろうから。老いに対して、医者でもない私たちができることはあまりにも少ない。 自分にとって温かい存在がいつまでも続いてほしいと願う反面、それは無理ということもちゃんと知っている。だから、倒
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