週刊誌の合併号がほぼ出そろった。週刊現代430円、週刊ポスト440円、週刊文春と週刊新潮が420円。いよいよ440円時代の幕開けだ。だが、何度もいうようだが、部数が減り続けているのに値上げするのはやめたほうがいい。もっと薄く持ち運びしやすくして(私は『ニューズウィーク日本版』のような紙と薄さが好きだ)、300円程度(牛丼1杯分)の値段にすれば部数は増えるはずだ。 さらにいえば、1冊150~200円程度にして、月曜日と金曜日の週2回発売にしたらどうだろうか。残された「体力」がまだあるうちに変革をしないといけない。早晩こうしたザラ紙週刊誌が消えていくことは間違いないのだから。 「相続税対策で娘も納得している」と祖母の養子に 今週も佐世保で起きた女子高生殺人事件の話題で持ちきりであるが、中でも『週刊文春』が質量ともに他誌を圧倒している。<前妻の没後、父親は戸籍を改変し、現在A子は祖母の養子になっ