現役引退を表明した松井秀喜(38)は日米通算507本塁打という数字はあくまでチームの勝利のために戦った結果にすぎない、と話した。巨人、ヤンキースと日米の常勝球団の主軸を打ったただ一人の日本人選手。今、同じユニホームに袖を通す記録の偉人、イチローとは別の道を行きながら、劣らぬほどの記憶を球史に残した。ジーターも敬服するチーム愛2012年シーズンの開幕1カ月後にレイズとマイナー契約、7月に戦力外
一時代が終わった日――。スポーツ界では使い古されたフレーズであるが、特に日本人である私たちにとって、米国時間の12月27日(日本時間28日)は紛れもなくそう呼ぶにふさわしい1日だったのだろう。 「私、松井秀喜は、本日をもちまして20年間に及ぶプロ野球人生に区切りをつけたいと思います。20年間、応援をしてくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います」 ニューヨークのミッドタウンで行われた記者会見で、松井は一言一言かみ締めるように言葉をつないだ。その声は、いつにも増してか細いもの。当初は涙をこらえているのかと思えたが、久々に公式の場に出てきた緊張もあったのだろう。時間が経つにつれて、いつも通りの穏やかな表情に戻っていった。 「チャンスをもらいながら、今季の結果が振るわなかった。これが(引退を決めた)一番大きな要因です。命懸けでプレーし、メジャーという場で力を発揮するという気
巨人、ヤンキースなどで20年にわたって野球ファンに夢を与え続けてきた松井秀喜選手。「ヤンキースの一員として初めてプレーした日と最後にプレーした日のことは一生忘れない」などと引退会見で語った。主な一問一答は以下の通り。結果が出ず、引退を決断「20年の野球人生の区切りをつけるにつき、応援して下さったファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたくて、このような会見を開きました」「この決断を下した大きな原因
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く