今年の1月30日、石橋幸緒女流四段(日本女子プロ将棋協会=LPSA=代表理事)の対局放棄に端を発した、一連の問題について、新たな対応を公表いたします。 主要な点は次の通りです。 (1)この案件を長期間収束できなかったことへの女流棋戦各主催者、将棋ファンへのお詫び (2)LPSA側から謝罪文が公表され、かなり不十分だが、最低限の評価はできること (3)今回限りの特例として、渡部愛(わたなべ・まな)さんを女流3級と同等の対応をすることを7月1日付で認める。現状の研修会C1クラス昇級で女流3級という規定以外でも、その資格を認める方法を検討していること (4)2月22日に公表した、今後1年間、石橋女流四段を連盟の主催する棋戦の出場者として一切の推薦をしない、という点は継続すること 弊連盟としては、引き続き解決に向けてさらなる努力をしてまいる所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。