自分がどんな容疑で、なぜ逮捕されたのかも理解していない容疑者がいるーー。日本弁護士連合会は12月8日、逮捕状や勾留状などの書面を、容疑者や弁護人に交付する義務を定める法改正を求める意見書を法務大臣や最高裁長官などに提出した。 現在の刑事訴訟法では、容疑者を逮捕したり勾留したりする際、逮捕状などの書面を容疑者にみせる義務は定められているが、その写しなどを容疑者や弁護人に交付する義務は定められていない。 そのため、逮捕・勾留や、自宅を捜索されるなどした際、容疑者自身が「自分がなぜ逮捕されたのか」「自宅からどんな物が証拠として押収されたのか」といった点を理解していないというケースが少なくないという。また、容疑や差し押さえの内容を精査できないため、弁護人の活動にも支障があるそうだ。 意見書では、逮捕状に基づいて容疑者を逮捕した際は、ただちに容疑者に逮捕状の謄本を交付することや、勾留されている際は容
Amazon.co.jpは12月6日、神奈川県川崎市の新物流拠点「アマゾン川崎FC」(フルフィルメントセンター)に導入した“ロボット在庫管理システム”こと「Amazon Robotics」の稼働を始めた。米国と欧州で先行導入しているシステムで、ロボットが倉庫内を縦横無尽に動き回って商品を運ぶのが特徴。日本で初めて導入された“秘密兵器ロボ”の実力を見てきた。 Amazonで働くロボットの正体 フルフィルメントセンター(FC)は、Amazonの取り扱い商品を入荷・保管し、ユーザーから注文を受けた際に出荷までを担う施設。従来のFCでは、広大な敷地に多数の商品棚が固定され、「注文が入ったら人が足を使って商品を棚に取りに行く」という工程が一般的だった。 しかし、Amazon Roboticsの導入を前提に設計されたアマゾン川崎FCは一味違う。その特徴は、商品を収納する棚が全て「可動式のロボット」とし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く