福岡県新宮町の沖合約8キロに浮かぶ相島が「猫の島」として脚光を浴びている。近年の猫ブームが 追い風となって国内外から観光客が増加。猫のイラスト入り缶バッジの販売が計画されるなど島おこしの “起爆剤”と期待される一方、ふん尿被害や観光客のマナー違反を指摘する声も。春の潮風のなか、 島に渡り現状を追った。 同町の新宮港から渡船「しんぐう」に揺られること約17分。上陸してまもなく1匹の猫がすり寄ってきた。 気にかけずさらに歩みを進めると、いつの間にか8匹に囲まれた。愛らしく寝転び、「ミャーミャー」と 甘い声で鳴く姿に、同県宇美町から夫婦で来た自営業女性(58)は「相島の猫は人慣れしている。 ほど良く触れ合えて自然体な感じがいい」と満足げに話す。 島は周囲約6キロ。島民は284人(2016年2月末現在)。13年、米CNNが「世界6大猫スポット」として 取り上げたほか、翌14年に英字新聞「ジャパンタ
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