こんにちは,弁護士の禿祥子です。はじめての投稿です。宜しくお願い致します。 さて,本日は,司法修習生(※)と保活(※)という,ちょっと意外な取り合わせのお話です。 司法修習生(以下「修習生」と言います。)は、弁護士、裁判官、検察官の卵。その生活を学生生活に重ねる読者もいらっしゃるかもしれませんね。ですが,これが案外ハードなのです。 昔は2年かけてやっていた研修を,「大人の事情」で現在は1年に短縮しているので,平日の午前9時20分前後から午後5時まで,カリキュラムはギュウギュウに詰まっています。講義形式の座学ばかりでなく,裁判所,検察庁,法律事務所等の各現場でも研修しながら,修習生は最終試験に備えて日々猛勉強をしています。 乳幼児を育てる修習生はもちろん日中に子どもの面倒を見ることはできません。残念ながら,自分の親や配偶者に子どもを見てもらえる修習生ばかりでもありません。こうしたとき,修習生