平均的な世帯に生まれ平均的な育ち方をし平均的な家庭を持つけど思考にだけはスキューがかかっているゴロドクさんです、どうも。 特に特定のマスメディア記事やブログ記事について揶揄しようということではありません。しばしば数字を扱う記事においては「平均」なるものが登場しますが、これはどれくらいあてになるのでしょうか、というお話。 平均と最頻値 例えば。 10人のグループに対し100点満点のテストを行った結果 85、80、65、55、75、80、95、90、80、75 という点数だったとします。このグループの平均点は78点ですね。あ、ちなみに今「平均点」と言ってしまいましたが、特に断りなく平均と世に言われるものはたいがい「相加平均」です。相加平均というのはデータの総和をデータの個数で割ったものです。 は?なに当たり前のこと言ってるの?という向きもあるかも知れません。しかし平均というとほかに「相乗平均」
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