緊迫するウクライナ情勢を巡り、アメリカ、ロシア、EU、それにウクライナの外相級による協議が行われ、ウクライナのすべての武装集団を武装解除し、違法に占拠している建物などから直ちに退去させることを求める共同声明で合意しました。 今後は、合意の内容が実行に移され、事態の打開につながるのかどうかが注目されます。 協議は、アメリカ、ロシア、EU=ヨーロッパ連合、それにウクライナの外相級が参加して、17日、スイスのジュネーブでおよそ7時間にわたって行われました。 協議のあと、記者会見したアメリカのケリー国務長官は、事態を沈静化させるための具体的な措置を盛り込んだ共同声明で4者が合意したと述べました。 声明では、すべての違法な武装集団を武装解除し、占拠している建物などから直ちに退去することを求めるとしています。 そして、こうした措置が実行されているか確認するため、OSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監