撮影からセレクト、納品まで、プロのフォトグラファーであれば日々の作業は効率的に行ないたいもの。今回は、作業をよりスピーディーにし、クオリティも維持できる自動補正について解説する。 見本画像は「80点の満足」で用意する ここをお読みの方は、アマチュアのフォトグラファーと言うよりも、プロのフォトグラファーが多いのではないか?と思う。今回はその前提で、日常的な撮影から納品までの仕事を、手早く、そしてハイクォリティにするための自動調整を軸にしたワークフローを解説しよう。 まず、解説の前提となるプロフェッショナルフォトグラファーの仕事の流れを確認しておく。 クライアントという呼び名は便宜上付けただけで、相手がデザイナーの場合もあるだろうし、広告代理店や、雑誌編集者の場合もあるだろう。クライアントは撮影仕事の発注側と思っていただきたい。 まず、①の撮影が終わり、そこから②の粗いセレクト、そして、調整を