2014年12月5日のブックマーク (1件)

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    虚血性腸炎 1.虚血性大腸炎とは 大腸の血流障害により大腸粘膜に炎症や潰瘍が発症し、突然の腹痛と下痢・下血を来たす疾患です。この疾患は、血管側と腸管側それぞれの問題が複雑に絡み合って発症すると考えられています。 血管側の問題として動脈硬化や血栓・塞栓などが挙げられ、高齢者や糖尿病・高脂血症などの動脈硬化や血流低下をきたす基礎疾患を持つ方に発症しやすいといわれています。また腸管側の問題としては、慢性便秘や浣腸などによる腸管内圧の上昇が挙げられます。好発部位は、図のように主に左側の大腸で脾彎曲部や下行結腸、S状結腸に好発します。 2.症状と診断 突然の腹痛と下痢,下血で発症します。症状の経過や発生部位(左側の大腸)と、その他の出血をきたす腸炎(感染性腸炎,抗生物質起因性腸炎,大腸憩室炎,潰瘍性大腸炎,クローン病など)や大腸癌を除外することで診断されますが、注腸造影や下部消化管内視鏡、病理組織に

    yakkle
    yakkle 2014/12/05
    虚血性大腸炎