三菱UFJ銀行は経営の効率化を急ぐため、店舗の統廃合の計画を上積みし、2023年度末までに、全国の店舗の35%を減らす方針を明らかにしました。 それによりますと、去年3月末の時点で515ある全国の店舗について、統廃合を進めて2023年度末までに、35%減らし、335店舗程度にするとしています。 ネットバンキングの普及などに伴って店舗を訪れる利用者が減っていることが背景で、2023年度末までに20%減らすとしていた、これまでの計画を上積みします。 そして、デジタル端末などを活用して、これまでよりも少ない人数で運営できる店舗の比率を高めていく考えです。 長引く低金利で収益環境が厳しさを増していることから、銀行にとって経営の効率化が共通課題になっていて、みずほ銀行も全国に500ある店舗を2024年度までに370に減らすとしているほか、地方銀行の間でも店舗の統廃合を進める動きが相次いでいます。