【北京・浦松丈二】中国遼寧省大連で建造中の中国初の国産空母が23日、進水する見通しになった。中国国内の電子メディアが一斉に報じた。中国海軍にとって、国産空母保有は1980年代後半の計画策定以来の「悲願」。順調に進水すれば、今秋の中国共産党大会で2期目に入る習近平総書記(中央軍事委員会主席)にとって、軍内の足場固めにつながりそうだ。 23日は中国海軍の創設記念日。中国はウクライナから購入した中古空母を改装した「遼寧」を2012年に就役させ、昨年12月に初めて西太平洋で訓練を実施した。中国は将来的に4隻以上の空母保有を目指しているとされる。
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