2018年11月20日 12時50分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと ゴーン容疑者は日産を変革させた一方、「独裁者」になっていったという 公私混同は言語道断だが、側近も見て見ぬふりをしてきたのではないかと筆者 気に入られた役員・幹部は失態を犯しても擁護される傾向が強まっていたそう 長らく日産のトップに君臨してきたカルロス・ゴーンが逮捕された(写真は2013年、撮影:大澤 誠) のカルロス・ゴーン会長が11月19日、金融商品取引法違反容疑(有価証券報告書に報酬を虚偽記載の疑い)で東京地検特捜部に逮捕された。同容疑のほか、会社の資金、資産、経費を私的流用した疑いも強まっており、証拠が固まれば、背任か特別背任で立件される可能性も浮上している。 ゴーンは倒産寸前の日産を再建したカリスマ経営者として知られる。その辣腕経営者がなぜ不正に走ったのか。ゴーンの功罪を検証しながら考えたい。手