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ブックマーク / www.jmedj.co.jp (7)

  • 【識者の眼】「非感染性・慢性疾患の疫学者が語る『ワクチン接種後の心臓関連死の激増』のみかた」鈴木貞夫|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「非感染性・慢性疾患の疫学者が語る『ワクチン接種後の心臓関連死の激増』のみかた」鈴木貞夫 No.5190 (2023年10月14日発行) P.55 鈴木貞夫 (名古屋市立大学大学院医学研究科公衆衛生学分野教授) 登録日: 2023-10-02 最終更新日: 2023-10-02 小島勢二名古屋大学名誉教授は、2022年5月に、厚生労働省アドバイザリーボードが発表しているワクチン効果は「接種日不明者を未接種群に分類しているため過大評価されている」と指摘をして注目された。指摘は正しく意義のあるものだが、誤分類そのものとは別に、厚労省の誤分類は「ミスか不正か」という議論が起きた。筆者(鈴木)は、ここで不正をしてもいつかはわかることなので、単純ミスと思ったが、議論は必要だという考えを持っている。小島氏は、「厚労省はワクチンの効果をよりよく見せるためにデータの改竄まで行った」という立場を

  • 【識者の眼】「非感染性・慢性疾患の疫学者が語る『文科省、薬害問題に対する取組』のみかた」鈴木貞夫|Web医事新報|日本医事新報社

    全国大学の医療系学部において、薬害教育を取り入れる動きが定着しており、文部科学省が毎年、「薬害問題に対する取組状況調査報告」としてまとめている。今年度の取組についてまとめた通知文1)に、大学へは、「学生だけでなく教職員を含め、薬害被害にあわれた方の意見・体験等を直接聞く機会を設け」「適切な医療倫理・人権学習等の授業や、複数回にわたり様々な薬害被害者の声を聞き、再発防止について議論をする授業等を積極的に実施」などの要望が記載されている。 今回、この薬害リストにHPVワクチンが入っていることが明らかになり、問題となっている。BuzzFeed Japan Medicalの取材に対し、文科省の医学教育課は「厚労省からもHPVワクチン接種後の症状は薬害ではないと確認した」と答えたとある2)が、省庁間の認識の齟齬や連絡の不徹底ぶりが露呈した形だ。ただ、厚生労働省がHPVワクチン接種を積極的に勧めるよう

  • 【識者の眼】「COVID-19に対するイベルメクチンの現時点のEBM」倉原 優|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「COVID-19に対するイベルメクチンの現時点のEBM」倉原 優 No.5080 (2021年09月04日発行) P.55 倉原 優 (国立病院機構近畿中央呼吸器センター内科) 登録日: 2021-08-10 最終更新日: 2021-08-10 この1年、SNSで論争が繰り広げられているテーマの1つに「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するイベルメクチン」がある。先に書いておくが、2021年8月9日時点での結論としては、コクランレビューによれば「COVID-19の予防・治療に対する使用を支持しない」というのがユニバーサルコンセンサスである1)。 この一件で、医学生に「EBMとは何か」というテーマで1時間の講義ができるくらい、良い点・悪い点の縮図が観察された。 疥癬に対するイベルメクチンが有効であることは疑いようがないが、これがCOVID-19となると一からエビデ

    yamada_k
    yamada_k 2021/08/12
    見出しがおかしい。
  • 【識者の眼】「ファクターXは実在しない」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社 登録日: 2020-08-27 最終更新日: 2020-08-27

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第二波」が容赦なくやってきた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は感染対策を緩めると、容赦なくその「緩いところ」を突いてくる。もちろん、そのことそのものは、大きな問題ではない。COVID-19は少数の感染者の場合、対策は難しくない。検査し、隔離し、濃厚接触者を突き止めて、そしてクラスターを制御するのである。 ところが、「第一波」ではできたこの基的な感染制御を日の政府は放棄してしまった。「若い人だけの感染症だから」「経済を回さねば」「重症者は出ていない」「医療は逼迫していない」という理由で、当然行うべき「感染者を減らす」という努力を怠ってしまったのだ。 若者の感染を看過していると、確実にその感染は高齢者などリスクグループに移行する。旅行を励行すれば、必ず感染は飛び火する。重症者が出ていないと嘯いていると、いずれは重症者や死者が出る。

    yamada_k
    yamada_k 2020/09/04
  • 【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症:指定感染症であることによる混乱の可能性」浅香正博|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症:指定感染症であることによる混乱の可能性」浅香正博 中国の武漢で始まった新型コロナウイルス感染症は中国土を越えてわが国や韓国にまで波及し、さらに全世界に広がりを見せている。医療従事者の一人として私もわが国での新型コロナウイルス感染の広がりを憂えている。この感染症は無症候性キャリアの存在が明らかになった時点できわめて予防しにくい感染症となった。さらに1月28日、政府が感染症を「指定感染症」に指定したことにより、医療現場では季節性インフルエンザの診療よりはるかに煩雑なものとなっている。 この感染症の診断はPCR検査によって行われている。PCR検査は感度については良好であるが、鼻咽頭粘膜などの検体採取部にウイルスが存在しない場合、感度をいくら上げても陰性と出る可能性が大きい。そのため検査陽性の場合は感染ありと断定できるが、陰性の場合は信用ができない可能性

    yamada_k
    yamada_k 2020/06/04
  • 【識者の眼】「PCR検査をめぐる再混乱─集団的同調圧力で決めてはいけない」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「PCR検査をめぐる再混乱─集団的同調圧力で決めてはいけない」岩田健太郎 No.5010 (2020年05月02日発行) P.58 岩田健太郎 (神戸大学医学研究科感染治療学分野教授) 登録日: 2020-04-23 最終更新日: 2020-04-23 患者数が少なかった時期にはこの方法はうまく行っていた。が、患者数が増えるとむしろこの方法こそが医療現場を疲弊させ、崩壊寸前にまで至らしめてしまった。検査基準を満たさぬと検査を断る保健所。検査を求めていくつもの医療機関をハシゴする患者や救命救急士たち。行き来する保健所と医療機関の折衝の電話。さっさと保健所を介さずに検査できていれば回避できていた混乱である。 患者数が増えてPCR検査のニーズも増えた。当初は一部の「専門家」の失笑すら買っていた韓国のドライブスルーも「実は便利だよね」ということでなし崩しに導入された。それはいい。 しか

    yamada_k
    yamada_k 2020/04/24
    論理的な人なのにこれは非論理的。検査をすると感染者が見つかり入院患者が増えて医療崩壊、というシナリオは隔離施設か自宅待機で防げる。検査しないで院内感染して医療崩壊するシナリオは検査以外では防げない。
  • 緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)|Web医事新報|日本医事新報社

    緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康) No.5004 (2020年03月21日発行) P.30 白木公康 (千里金蘭大学副学長,富山大学名誉教授(医学部)) 木場隼人 (金沢大学附属病院呼吸器内科) 登録日: 2020-03-18 最終更新日: 2020-03-18 しらき きみやす:1977年阪大卒。2013年富山大学医学部学科長,2019年4月から現職。専門は臨床ウイルス学。新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補に挙がっている抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(商品名:アビガン)を開発 No.5005 緊急寄稿(2)COVID-19治療候補薬アビガンの特徴 No.5006 緊急寄稿(3)COVID-19を含むウイルス感染症と抗ウイルス薬の作用の特徴 No.5036 緊急寄稿(4)新型コロナウイルス感染症(COVI

    yamada_k
    yamada_k 2020/03/24
    アビガン開発者の考察
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