北山善夫 オーラル・ヒストリー 第1回 2012年3月19日 北山善夫アトリエにて インタヴュアー:青木正弘、坂上しのぶ 書き起こし:坂上しのぶ 公開日:2013年7月28日 更新日:2018年6月7日 北山善夫(きたやま・よしお 1948年~) 美術家(絵画) 1948年滋賀県生まれ。80年代初頭、竹と紙による大型彫刻で鮮烈なデビューを果たし82年ヴェニスビエンナーレ日本代表。86年より本格的に絵画作品の発表を開始。粘土でつくった人型の彫刻をもとに描いた細密なペン画や宇宙空間を描いた作品で知られる。インタヴューでは病気をくり返し常に死と隣り合わせだった幼少時代の記憶から、出世作である竹の作品が誕生したきっかけ、禁欲的だった70年代から表現主義的な作品へと本格的に移行した80年代初頭の動き、82年のヴェニス・ビエンナーレ、絵画回帰へと向かう内なる心の動きが語られた。 北山:(青木さんとは)