2022年5月、東京・練馬区の中学校で男性教諭による男子生徒への性加害事件が起きた。男性教諭は強制わいせつの疑いで逮捕されたが、保釈後に自殺。被害者であるはずの男子生徒はクラスメイトらから誹謗中傷を受けた。 事件から2年が経とうとしていた今年2月、「学校の対応は不適切だった」として、男子生徒と保護者は練馬区に対し裁判を起こした。 前編記事『「先生はボクをトイレに押し込めて」…都内の公立中学で性加害事件を起こした教師が言い放った「衝撃の一言」』に続き、報じる。 逮捕され、保釈後Aは自殺した 関東地方の学校に通うマサトさん(仮名・16歳)は中学3年生だった2022年5月、担任の男性教諭Aから性被害を受けた。 トイレ掃除が終わった時間、Aはマサトさんを無理やり個室に押し込め、身体を触ってきた。 マサトさんはすぐさま別の教諭Bに相談。帰宅後、母親に被害を訴え、後日親子は学校側と話し合うことになった
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