人類初の核実験「トリニティ」が行われた後に上空から撮影された写真=米ニューメキシコ州で1945年7月16日、AP 広島と長崎への原爆投下に先立つ1945年7月に行われた人類初の核実験「トリニティ」の放射性降下物(フォールアウト)が、爆発から10日間に周辺へ広がる様子などを再現したシミュレーションを、米プリンストン大などの研究チームが作成した。これまで影響が過小評価されていた可能性を示唆する内容で、放射性降下物は米南西部ニューメキシコ州にあるトリニティの実験場から全米50州のうち46州とメキシコ、カナダ東部にも広がっていた。