フィンランド・ヘルシンキのサンタハミナ島で行われる軍事訓練(2022年5月14日撮影)。 (c)Alessandro RAMPAZZO / AFP 【5月24日 AFP】フィンランドの首都ヘルシンキにあるサンタハミナ(Santahamina)島で毎週末、一般市民向けの軍事訓練が行われている。隣国ロシアからの防衛策として北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したフィンランドでは、軍事訓練への参加希望者が急増している。 人口約550万人のフィンランドの常備兵は約1万3000人だが、予備役は90万人に上り、このうち有事の動員可能数は28万人となっている。 同国はロシアと1300キロにわたる国境を接しており、ロシアのウクライナ侵攻開始以降、この任意の防衛訓練への参加申し込みが急増している。平時の参加希望者は約600人だったのに対し、侵攻開始直後の2月最終週には6000人から申し込みがあった。
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