石川県によりますと、19日に新たに確認された、主に避難所での新型コロナウイルスなど感染症の患者数は111人で、公表を始めた今月10日から10日連続で1日100人を超えています。 このうち、石川県羽咋市の施設では避難している12人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。避難生活が長期化する中、感染症への対策も課題になっています。 羽咋市の「国立能登青少年交流の家」は地震の一時的な避難所となっていて、輪島市の障害者施設から家族を含め28人が避難しています。 この障害者施設を運営する「社会福祉法人弘和会」によりますと、20日までに避難してきた12人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたということです。 全員、症状は比較的軽いということです。 感染が確認されたあとは施設内の大部屋のテントに分かれて生活していて、今月30日に2次避難先の愛知県へ移動する予定だということです。 施