『フォトショップ・ブイアイピー』の新着記事です。フォトショップやデザインをたのしむウェブサイト。2009年3月創刊以来、3800を超えるコンテンツを更新しています。フリーフォントなどの無料デザイン素材/配色やWeb制作といった最新トレンドも公開中。
著者プロフィール: 森永賢治(もりなが・けんじ) 1992年、ADKに入社。通信、食品、化粧品、ファッション関連商品のマーケティング・ディレクターを経て、1999年「金融プロジェクト」リーダーに就任。現在、ストラテジック・プランニング本部長(金融カテゴリーチーム・リーダー兼務)。JMAマーケティングマイスター。 金融関連の広告を手掛けて15年。人々の意識や行動をつぶさに観察していると、いろいろなことが分かってきた。 金融は、色や形や匂いのないもので、ある意味、「価値そのもの」であるから、「お金」に向き合う人々の心理や性格を面白いように映し出す。そこには、プライドや自己顕示、はたまた不安と恐れという感情も絡み合い、複雑で多様な「行動」につながっていったりもする。我々は、そういったお金にまつわる意識と行動特性をとらえ、広告をはじめとするコミュニケーション活動に生かしているわけである。最近では「
「借金」におけるセンス これから描くA氏は、複数の人から抽出したステレオタイプであることをご了承いただきたい。 A氏のキャッシング利用のきっかけは、ちょっとしたケガの治療費としてだった。借入金額も数万円というレベル。しかし、元来ギャンブル好きな彼は、負けが込んできた時に折角作ったのだからとカードローンを使うようになる。それから、あっという間に借金が増え、利子の返済に追われる日々が続く。そして、そのうちに離婚。今は独り暮らし。よくドラマで見るような光景だが、その時の心理状態についてのコメントが非常に興味深かった。 (1)恥ずかしいから、プライドがあるから“見栄を張る” 人に知られたくないから妻にも当然嘘をついていた。また、お金がないとか借金があるとか思われたくないから気前よく人におごったり、大きな買い物をしたりした。 (2)借りれるお金は「自分のお金」 いつのまにか、借金も自分のお金として勘
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