夏場の軽装で職場の節電などを推進する「クールビズ」が1日、全国の官公庁でスタートした。 環境省の提唱で2005年に始まった当初は6月からだったが、東日本大震災で電力不足が深刻化した11年以降は1か月前倒しされた。日本経済が回復傾向にある中、夏の電力需要が伸びる可能性があるとして、今年も5月スタートとなった。 1日の東京は、大手町で午前9時過ぎには気温が20度を超え、少し汗ばむ陽気に。沖縄の夏用シャツ「かりゆしウェア」姿で登庁した、環境省国民生活対策室の藤本なな絵係長(31)は、「おしゃれを楽しみながらのクールビズも定着した。これからも、気温に応じた服装で仕事をしてほしい」と呼び掛けた。 クールビズは10月末まで続く。