タグ

ニャーと2007に関するyamaigaのブックマーク (3)

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 小坪のゲジ穴

    私は、東京に移り住んだ地の利を活かし、月に一度くらいは千代田区九段下にある国土地理院関東地方測量部というところへ通っている。そこでは、これまで発行されたほぼ全ての地形図を閲覧することが出来るし、気に入った物があったら一枚500円でコピーを購入することが出来る。 これから紹介する隧道は、そうした地道な活動の中で見付けた小さな廃隧道である。 左右の地図を見比べてみて欲しい。 ここは、三浦半島の付け根に位置する逗子市北西の小坪海岸で、地図の左上の市街地は鎌倉市の一部である。(半島内での位置図はこちら) この地名を聞いて、“出る”スポットの最古参としてマスコミにも度々登場し、余りに名前が売れてしまった「小坪トンネル」を思い出した人もいるだろう。 確かに、この小坪地区には“アノ”トンネルが存在する。 だが、今回の題はそこにはない。 右の地図には、その一部を拡大したものを書き加えているが、今回表題の

  • 【山さ行がねが】道路レポート 国道45号旧道 只越峠 

    2007年4月21日土曜日。 この日は岩手県宮古市に住むちい氏との合同調査が予定されていた。 前夜のうちに集合場所である気仙沼市某所に到着した私は、午前7時の集合を前に独り、眠い目を擦りながら、ある企てを実行に移した。 ただいまの時刻は午前5時。 車泊の窓は既に薄明るい。 鈍色の空だが、やや強い西風は乾いており、予報の雨はまだ遠そうだ。 この隙に、いままで数度の三陸訪問でも未訪のままとなっていた国道45号旧道にある峠の一つ、只越峠(ただごしとうげ)を攻略してしまおう。 タイムリミットは2時間。 短いが、急げば何とかなるだろう。 ここから新道と旧道を行って帰ってきて、合計15kmほどである。 実走レポートに入る前に、只越峠について簡単に説明したい。 この峠は宮城県北東端に位置する気仙沼市内の鹿折(ししおり)地区と只越地区の間にある国道45号の峠である。2006年3月の市町合併以前には旧気仙沼

  • 【山さ行がねが】道路レポート 日原古道探索計画 

    新たなる目的地は定まった。 苦難の果てに辿り着いた都道204号日原鍾乳洞線の旧道最奥部から、千尋の谷を成す日原川の対岸に目撃された複数の道らしき痕跡。 旧都道突破の美酒に酔うはずだった私を一瞬で素面に戻してしまった、「伝説」を超える……道。 後日、図書館に行って「奥多摩町史」を調たところ、この道らしき影は確かに道であった。 氷川から日原へ向かう古来“日原みち”と呼ばれたそれの険しさは、町史としても特筆すべきところがあったらしく、かなり詳しい記載があったのだ。 それによれば、私がいままで辿った旧都道でさえ、日原みちとしては6代目の道であるらしい。 日原に人が住み始めたのは遅くとも室町時代に遡るそうで、以来、道中で最も険しいこの岩場…“とぼう岩”(日原の戸口という意味だそうだ)の“越え方”を中心にして、何度も道が変遷してきている。 断崖の中腹をほぼ水平に通る姿が、かなり鮮明に見えるそれは、大正

    yamaiga
    yamaiga 2010/05/29
    <道路レポ-78>2007年度 山行がレポート大賞第3位
  • 1