印刷 関連トピックス原子力発電所野田佳彦東京電力 鉢呂吉雄経済産業相は9日の閣議後会見で、前日に野田佳彦首相らと視察に訪れた福島県の東京電力福島第一原子力発電所の周辺市町村について、「市街地は人っ子一人いない、まさに死の街という形だった」と述べた。 経産相は野田首相の発言を引用し「福島の再生なくして、日本の元気な再生はない」とも述べたが、いまだ多くの人々が放射性物質がもたらす健康への被害を懸念し、住み慣れたふるさとをはなれざるをえない状況のなか、原発事故の被災地を「死の街」と表現したことは今後問題になる可能性がある。 関連記事原発の早期再稼働要請、首相が経産相判断を支持(6/19)点検中の原発、運転再開求める 経産相「対策適切」(6/18)経産相、西日本の電力不足を懸念 原発再開へ理解求める(6/10)原発の緊急安全対策実施、電力各社に指示 海江田経産相(3/30)海江田経産相、閣議を