2015年のセキュリティとリスクを占う 対策をより良いものにするには?:萩原栄幸の情報セキュリティ相談室(3/3 ページ) その4:予想もしないモノ攻撃 これまで予想しなかったようなサイバー攻撃が発生する可能性は極めて大きい。その兆候は2014年後半から出始めている。例えば、禁煙者が使う電子タバコや自動車、航空機、トイレ、アイロン――ちょっと前では考えられなかった「モノ」ばかりである。電子タバコやアイロンなどは、購入した段階でその製品のチップに不正プログラムが組み込まれていたもので、とても排除が難しい。 特に「電化製品」が攻撃対象になり得る。コンセントを差し込むと、自動的に家庭内の無線LANを乗っ取り、アクセスポイントから侵入するように仕込まれていたアイロンがいい例となるだろう。数年前ある政府系高官に教えてもらったが、スマートフォン自体にその種のチップが組み込まれていて、しかも格安に大量流
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