広告目指した つらかった就職活動 Iさん/私立大 広告会社内定 広告は人と経済を動かす。こんな漠然とした理由で、昔から憧れていた。映画や音楽のように、人を感動させるわけでもない。消費者とクライアントと代理店が三者三様の利益を生むコミュニケーションに興味を持って、広告を志望することにした。 活動は2月中旬から。広告は比較的遅いのでOGやリクルーター訪問を続ける。それに並行して練習のため一般企業は無差別に受けた。内々定をいくつかもらっていたが、拘束もあるのにさほど行きたくない、割に合わないので結局断った。反対に0G訪問は何度行っても自己PRや志望動機を直される始末。このままじゃだめだ、焦っているうちに2力月が過ぎる。ついに戦いの火蓋が切られた。 広告会社受験まずは電通から 5月2日。電通通筆記試験予約。ES(エントリーシート)を練り直して、築地に乗り込む。その人数に圧倒された。不安が襲う。他社