バーチャルホストには、一つの IP アドレスで運用できる名前ベースのバーチャルホストと、IP アドレスがそれぞれのサイト分必要な IP ベースのバーチャルホストがありますが、ここでは、コストがかからず、簡易に対応できる名前ベースのバーチャルホストについて、簡単に解説します。コンテンツとしては Windows ベースですが、Linux でも何も違いがありませんので参考になると思います。 なお、SSL セキュアサーバではアクセス時に最初に SSL の認証シーケンスが走ります。しかし、その時点では Apache はアクセスしてきたホスト名が分からないため、証明書の交換は先頭のバーチャルホストのデータを元に行われます。従って、名前ベースのバーチャルホストでは、SSL は一つのバーチャルホストしか扱えません。